Appleは現地時間6月5日に開催した開発者会議(WWDC 17)で、iPad Proの10.5インチ版と、新しいA10X Fusionチップを搭載するなど新しくなった12.9インチ版を発表しました。
新しい10.5インチ iPad Pro
従来モデルよりもベゼルが狭くなった10.5インチ iPad Proは、本体サイズが高さ250.6ミリ、幅174.1ミリ、厚み6.1ミリで、重さはWi-Fiモデルが469グラム、Wi-Fi+Cellularモデルが477グラムです。
ディスプレイは10.5インチのRetinaで、LEDバックライト Multi-Touch、ProMotionテクノロジーを搭載した、広色域対応のTrue Toneディスプレイとなっています。解像度は2,224×1,668ピクセル 264ppiです。
カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイ、ローズゴールドの4色で、Wi-Fiモデル、Wi-Fi+Cellularモデルともにストレージ容量は64GB、256GB、512GBの3タイプです。
新しくなった12.9インチ iPad Pro
生まれ変わった12.9インチ iPad Proは、本体サイズが高さ305.7ミリ、幅220.6ミリ、厚みが6.9ミリで、重さはWi-Fiモデルが677グラム、Wi-Fi+Cellularモデルが692グラムです。
ディスプレイは12.9インチのRetinaで、10.5インチ同様、LEDバックライト Multi-Touch、ProMotionテクノロジーを搭載した、広色域対応のTrue Toneディスプレイです。解像度は2,732×2,048ピクセル 264ppiです。
カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色で、ローズゴールドはありません。こちらもストレージ容量は、Wi-Fiモデル、Wi-Fi+Cellularモデルともに64GB、256GB、512GBから選択できます。
10.5インチ、12.9インチ共通のスペック
ProMotionテクノロジーにより、ディスプレイのリフレッシュレートは120Hzになりました。動的に変化し、静止画の時は24Hzに押さえてバッテリーの消費を節約します。
バッテリー持続時間は、Wi‑Fi利用、ビデオやオーディオ再生の場合は最大10時間、モバイルネットワークでのインターネット利用は最大9時間です。
A10X Fusionチップ、組み込み型M10コプロセッサを搭載します。A10X Fusionチップは6コアのCPUと12コアのGPUで構成され、A8と比べてCPUが2.5倍、GPUが4.3倍早いとしています。
スピーカーは4基、Touch IDは第2世代で、Apple Pay、Apple Pencil、Smart Keyboardに対応します。Apple Pencilの反応速度は20msとなりました。
同日発表されたiOS11ではiPadでの機能が強化されており、カスタマイズ可能なDockや改良されたマルチタスク、新機能のドラッグ&ドロップなどが利用できます。
メインカメラは6枚構成レンズの12メガピクセル、F値は1.8で、クアッドLED True Toneフラッシュなどを搭載、4Kのビデオ撮影が可能です。インカメラは7メガピクセルで、どちらも広色域キャプチャに対応します。
USB-C – Lightningケーブルによる高速充電に対応し、USB 3.0でカメラアダプタ、SDカードリーダーも利用できます。
10.5インチは69,800円から、12.9インチは86,800円から
価格はそれぞれ、10.5インチは、64GBモデルが649ドル、256GBモデルが749ドル、512GBモデルが949ドルです。12.9インチは64GBモデルが799ドル、256GBモデルが899ドル、512GBモデルが1,099ドルです。
日本のApple オンラインストアでも注文可能です。10.5インチ版が税別69,800円から、12.9インチ版が同86,800円から。
Source:Apple
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